The second Concertを終えて
会場の設営から演奏会の運営まで団員とその家族や姉妹団の賛助を得て行う手作り満載の第2回演奏会でした。
演奏曲は19曲を数え、中でも星野富弘作詩、北川昇作曲による男声合唱組曲「神様ありがとう」は、私たちにとっては難曲で、仕上げるための苦労は大変なものでした。指導者の宮本佳代子先生の辛抱強い、そして詩を大事にする強い信念を思わずにはいられませんでした。ピアノ伴奏の桑本志穂先生は曲想をピアノに乗せ、メンネルを先導していただきました。直前リハーサルでその中の1曲を演奏する時、思わず涙がこみあげてきて驚きました。
定員が200名ほどの小さなホールですが、お客様との距離が近く、お客様の表情などを間近に感じられ、まるで会話をしながら演奏する不思議な感じを受けました。
当日はあいにくの雨天にもかかわらず会場に足を運んでくださった皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。
お見送りする中、「次は3回だね。いつするの。楽しみだよ。」の声に、背中を押された感じがしました。
令和6年6月16日 江川猛