- 江川 猛
- 『「里の秋」の解釈について』(2017.10.13)
童謡で良く知られる「里の秋」を歌う機会ができた。
「里の秋」は静かな曲で、田舎の秋の風情を表す詩のようであるが、3番の歌詞を見ると様子が違っている。
男声四部合唱として歌うのは1番と2番だけではあるが、3番を無視すると単なる秋の抒情詩になってしまう。そこで「里の秋」が作られた背景に何があるのか、調べてみることにした。
続きは、別ファイルでご覧ください。
YouTubeに硫黄島 「戦没者追悼顕彰式」でこの「里の秋」が歌われる動画がアップされている。陸上自衛隊中央音楽隊のソプラノ歌手松永美智子さんが歌っています。歌の背景を知って聴くと感動します。
(『「里の秋」の解釈について』)
- 江川 猛
- 『「荒城の月」の解釈雑感』(2016.01.19)
土井晩翠作詞、滝廉太郎作曲の「荒城の月」の合唱曲を練習している。日本の名曲としてあまりに有名な「荒城の月」は小学校の唱歌として歌った記憶が最初であった。哀切のあるメロディーと七五調の歌詞は心に深くしみわたるものであった。しかし歌詞を深く読み解くには至らなかった。合唱曲として歌うとき歌詞をどのように解釈し、心を込めて歌うのかはとても重要である。この際、歌詞の意味について考察する。 続きは、別ファイルでご覧ください。
(『「荒城の月」の解釈雑感』)
- 江川 猛
- 『「アスナロウの木」の歌について』(2015.12.22) アスナロウの木という歌を練習することになった。アスナロウって何? アスナロウの木ってあるのかな。インターネットで検索すると女性コーラスや混声コーラスの演奏の様子がyoutubeにアップされている。子供たちの合唱も聞くことができる。
しかしアスナロウの木ってどんな木なんだろう。聞きなれない言葉にちょっと調べ見ることにした。 続きは、別ファイルでご覧ください。
(『アスナロウの木の歌について』)
- 前塚嘉一
- 『中島みゆきの名曲「糸」に寄せて』(2014.03.29)
あの中島みゆき作詞・作曲のもう名曲といわれるようになった「糸」を男声二部合唱で練習している。この曲が紹介された時、一瞬「えっ」と驚く。これまでなんどか聴いては来たが、次に「これを合唱で?」と。そして「ああ、いいな」である。時々、くちずさんでは来たが改めて、この歌詞全部を読んでみる。いい歌詞である。中島みゆきには、「時代」「地上の星」をはじめとして、人生の応援歌というべき歌が多くあり、それぞれの時に、聴き私も元気を貰ってきた。たしか「バースデイ」だったか、高校の教科書にも採用されているとか。 続きは、別ファイルでご覧ください。
(『中島みゆきの名曲「糸」に寄せて』)
- 江川 猛
- 『合唱の魅力~サントリー1万人の第九に参加して~』(2013.12.14)
第31回サントリー1万人の第九コンサートに参加した。参加は今年で2回目である。大阪城ホールの中央に指揮者とオーケストラが、フロアとスタンドには第九を歌う1万人の大合唱団が取り巻き、観客席は残りのフロアとスタンドの一角にあるだけ。1万人の大合唱団は出演者であり、観客でもある。 中央で指揮する佐渡裕さんの指揮棒を見て1万人が声をそろえる。指揮者のタクトが命である。大合唱団の歌声は、ホールの天井から降り注いでくる。体が震える瞬間でもある。 続きは、別ファイルでご覧ください。
(『合唱の魅力』)