- 江川 猛
- 『ふるさと(オナーティン作曲、オリオンコール編曲、作詩者不詳)に想う』(2024/11/6)
男声四部合唱曲の「ふるさと」を第38回泉南地区合唱フェスティバルに演奏することになった。
他団の男声合唱団が、オナーティンの「ふるさと」を演奏する映像を見るにつけ、いつかは歌いたいと思っていた一曲である。正式に演奏会で歌う機会がおとずれ、メンネルコールでは仕上げの真っ最中である。
「ふるさと」の原点を知りたいと思い調査することにした。
オナーティン作曲の「ふるさと」は、グリークラブアルバムの研究28 ふるさとに詳しく掲載されている。
ここには原曲が不明でかつ作曲者のオナーティンも見つけられなかったと記されている。
オリオンコールが最初に「ふるさと」を歌った記録が昭和6年11月と記されているが、確証はない。
続きは別ファイルを参照してください。
(『ふるさと(オナーティン作曲、オリオンコール編曲、作詩者不詳)に想う』)
- 江川 猛
- 『男声合唱曲「出発」山崎佳代子作詩、松下耕作曲を合唱するに際し想うこと』(2024/11/5)
作曲家の松下耕さんは、元々この曲は、女声合唱とピアノのための「薔薇、見知らぬ国」の最終曲として作曲したものを男声版にしたと述べている。新しい時代、新しい生き方への「出発」への序章となるか。私たち自身の智慧の度合いに委ねられていると思わざるを得ないと結んでいる。 この曲が生まれた背景を知り、この曲の意味するところを知りたいと思い、調べてみる。
作詩された山崎佳代子さんは、セルビアに長年住み、日本語とセルビア語で創作する詩人である。
山崎佳代子さんは、1999年、NATO軍の空爆があったときからそこに生きる人々とともに、ベオグラード(セルビアの首都)に残り、詩を書き続けたとある。
詩集「薔薇。見知らぬ国」は、旧ユーゴスラビアの崩壊の悲劇を現地で体験した詩人山崎佳代子さんが、旧ユーゴスラビアの内戦をモチーフにした詩集である。
続きは別ファイルでご覧ください。
(『男声合唱曲「出発」山崎佳代子作詩、松下耕作曲を合唱するに際し想うこと』)
- 鳥山明夫
- 『口笛を吹いてみよう』(2024/9/24)
朝食後、犬の散歩をしながら、下腹部締めて・上体の力抜いて・息吸い吐きルートなどを考えていたら突然口笛が吹けるようになりました。
そういえば片山さんが練習前、階段を上がりながら口笛を吹かれていることや、先生が口笛を吹くためのノウハウを言っておられたことを思い出しました。
口笛の吹き方についてネット検索したところ、歌い方にも参考になる情報が見つかりました。
サイト名は くちぶえ音楽院
https://torinaki.com/basic-method/ です。
口笛音楽の普及振興を目的とし、口笛に関する広範な情報を一般向けに無償で提供しているとのことです。
関連するところを抜粋して、紹介します。
(『口笛の音の出し方』)
- 丹羽孝二
- 『第32回泉南地区合唱フェスティバルを振り返って』(2017.11.28)
私自身は3回目の泉南地区合唱フェスティバルの参加でした。
我が団にとっては年間を通じ最も大きな合唱フェスティバルへの参加であり、団員全員気合を入れての参加であったと思います。
今回、我が団は役割担当団でありましたが、参加団員の数も多くないことから皆さん忙しく割り当てられた役割をこなしていました。
私自身ステージ誘導等の担当となり、その為他の団の合唱を拝聴することは殆どできなかったですが、裏方を担当することで他の団のそれぞれの性格を垣間見ることもでき、興味深いものでした。
今回の我が団は出演が最後のオオトリであったこともあり、少々待ちくたびれ感もありましたが、全員悔いのない発声ができたのではないでしょうか。
続きは、別ファイルでご覧ください。
(『第32回泉南地区合唱フェスティバルを振り返って』)
- 江川 猛
- 『「里の秋」の解釈について』(2017.10.13)
童謡で良く知られる「里の秋」を歌う機会ができた。
「里の秋」は静かな曲で、田舎の秋の風情を表す詩のようであるが、3番の歌詞を見ると様子が違っている。
男声四部合唱として歌うのは1番と2番だけではあるが、3番を無視すると単なる秋の抒情詩になってしまう。そこで「里の秋」が作られた背景に何があるのか、調べてみることにした。
続きは、別ファイルでご覧ください。
YouTubeに硫黄島 「戦没者追悼顕彰式」でこの「里の秋」が歌われる動画がアップされている。陸上自衛隊中央音楽隊のソプラノ歌手松永美智子さんが歌っています。歌の背景を知って聴くと感動します。
(『「里の秋」の解釈について』)