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唱歌「故郷」

 「故郷」は、1914年に尋常小学校唱歌として発表されたという。作詞は高野辰之、作曲は岡野貞一とされる。作詞者はどんな故郷を思って書いたのだろう。

 高野の生家は長野県下水内郡豊田村(現中野市永江)であり、子供の頃の野山の風景を遠い地から懐かしむという内容で、生まれ故郷から離れて学問や勤労に励む人の心情を歌っているとwikipediaで紹介されている。

  昭和20年に生まれた私にとっては、、食料とする兎を追った経験はないが、メジロやヤマモモを取りに山を駆け巡った記憶はある。田舎の小川で小鮒やメダカをとって遊んだことも思い出される。当時はそんなのどかな時代であった。

 先のwikipediaに歌詞の意味が掲載されている。

  1. 1.(捕まえて食用にするために)野兎を追ったあの山や、(同じく食用にするために)小鮒を釣ったあの川よ。今なお心巡る思い出深き故郷よ。
  2. 2.父や母はどうしておいでだろうか、友は変わりなく平穏に暮らしているだろうか。風雨(艱難辛苦の比喩とも)の度に思い出す故郷よ。
  3. 3.自分の夢をかなえて目標を成就させたら、いつの日にか帰ろう。山青く水清らかな故郷へ。

 この歌詞のイメージを示す。山のふもとの農家と近くの小川、秋の実りと案山子の田園風景、そしてSLで高校へ通った思い出がよみがえる。画像はWeb検索から添付した。出所を下記に示す。

D51-e1392095284152SLのD51

山のふもとの農家山のふもとの農家

案山子の田園風景案山子の田園風景




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